年中からバレエを始めたわが子。
親として最初に直面したのは「何を揃えればいいの?」というアイテム問題でした。
レオタードやタイツ、バレエシューズにシニヨンネット…。実際に使ってみて分かった本音をまとめます。
レオタードの落とし穴
レオタードは2,000円台から10,000円以上まで価格の幅が広く、可愛いデザインも豊富。
ついつい買いすぎてしまうのが親の心情です。
▼かわいいデザインで、しっかりしたつくりのものは当然高価…
▼サイズがどんどん変わることも考えると、ぴったりサイズで安価なものを買うのも◎
▼「股下スナップ付き」は賛否両論
- 普通のお洋服のような感覚で着替えがしやすい
- 年齢によっては自分でスナップを外せない
(年中さんではダメでした…手元が見えないのも難しい要因だったようです) - トイレに行くときに全裸にならなくていい
- 便座に布が入り込まないか心配
▼普通のパンツはレオタードからはみ出してしまうので、スカートなしタイプを選ぶ場合は対策が必須
- 別売りのスカートを履く
- バレエショーツを履く
(サイズ展開が110cmからのものが多く、履き心地も独特で小さな子は嫌がるかも) - 目立ちにくい色のパンツを履く
- パンツを履かない
(日本ではあまり見かけませんが、海外ではあるようです)
タイツは消耗品
タイツは汚れやすいので消耗品だと割り切るのが正解です。
▼穴あきタイプは、足の裏を使ったトレーニングで裸足になりやすい点が便利でした。
レッスン内容は教室によって異なるので、「レッスン中に裸足になることがあるか」など、事前に聞いておけるといいですね。
バレエシューズはサイズ重視で
半年も洗わないと真っ黒になるバレエシューズ。こちらも消耗品と割り切って選ぶのがおすすめです。
足のサイズ変化が早い幼児期は、大きめを買って長く使うよりも、3~6か月ごとにぴったりのものを買い替えるほうが安全にレッスンできます。
▼意外と落とし穴なのが履き口調節の「ゴム紐」
左の方は履き口を調節するための細いゴム紐がついているのですが、教室によってはこのゴム紐を「外れてしまわないように縫い止めてきてね」と言われます。
「縫い止める…だと…?」
裁縫の苦手な私には大ダメージ(笑)
同志の方は、右のような調節ゴム紐のないタイプがおすすめです!!
髪型セットのリアル
教室によって指定の厳しさに差はありますが、バレエといえば基本はやっぱりシニヨン。
シニヨンネットは100円ショップでも買えますが、サイズ展開が少ないため、ネット通販のほうが選びやすいです。
個人的には伸縮性が少ないものがおすすめ。お団子の形を整えなくてはいけないので、伸びるタイプだときれいにまとまりません。
ピンは玉つきタイプを選ぶと子どもの頭に優しく安全。不器用さんの味方です。
100円ショップやドラッグストアなどで手に入るのでネット通販でなくても問題ありません。
発表会ではジェルでがちがちに固めますが、普段のレッスンならドラストでも売ってるスタイリングフォームで充分。
左のまとめ髪フォームを全体になじませてポニーテールを作ったあと、右のハードフォームでおくれ毛やまとめきれなかった髪を固めていくイメージです。
最初は時間がかかりましたが、慣れると5分で仕上げられるようになります。
水筒選びのポイント
意外に重要なのが水筒。
スタジオや衣装を濡らさないように、ストロータイプが安心です。
倒れても中身がこぼれにくいのも助かります。
まとめ|「準備」もバレエの一部
バレエは「髪を結う」「衣装を選ぶ」といった準備に親の手間がかかります。
それでも、娘が嬉しそうにレオタードを着て、シニヨン姿で鏡に映る姿を見ると、この時間ごとバレエの魅力だと思えます。
ただし、必要なアイテムや髪型のルールは教室ごとに異なるもの。
最初にあれこれ買い揃えるよりも、体験や入会時に先生にしっかり確認してから準備するのがおすすめです。











