「習い事って、いつから始めたらいいんだろう?」
年少の時期は「まだ早いかな?」と思いつつも、いずれはやらせたいと考えているご家庭も多いと思います。
実際にわが家では、年少でピアノ・ダンス・体育を体験しました。
その経験や定番の人気ジャンルを踏まえて、「いずれやるつもりなら早めに始めたほうがいい習い事」を5つ紹介します。
音楽(ピアノ/エレクトーンなど)
幼児期は耳が柔らかく、音を聞き分ける力やリズム感が育ちやすい時期。
あとから始めると楽譜を読むのに苦労する子もいますが、年少からなら遊び感覚で自然に身につけられます。
また、大手スクールでピアノやエレクトーンのグループレッスンを受けたいなら、この時期のスタートがマスト。
基本的には幼児期にできたグループがそのまま持ち上がります。
小学生からスタートした場合、先に始めた子と進度を調整するのが難しく、個人レッスンしか受けられないこともあるようです。
わが家では年少で総合音楽教室に通いましたが、歌・リズム・工作などを通じて音楽がぐっと身近になりました。
スイミング
「水への恐怖心」が少ないタイミングで始めたい習い事。
小さいうちに始めれば、抵抗なく水に慣れることができますし、基礎体力づくりとしてもメリット大です。
ちなみに、わが家の子どもは年少さんの時点では水を怖がったため、スイミングは未体験。
学年が上がり「プール楽しい!」と言い出すタイミングがあったら考えようと思っています。
ダンス
小さいうちは体が柔らかく、リズム感の吸収も早い時期。
年齢が上がると恥ずかしさや照れが出てしまい、表現することに抵抗を持つ子も増えます。
ただし、ダンスはジャンルが多く、教室によって選曲・レッスン内容が大きく違うのが特徴。
子どもに合ったスタイルを見極めることが大切です。
わが家は園で開講されていたヒップホップダンスに通いました。
自宅練習は難しかったものの、人前で踊る経験は堂々と表現できる自信につながったと感じています。
体育/体操
プレゴールデンエイジ(4~8歳頃)に様々な動きを経験することで、バランス感覚や空間認識能力などが発達し、運動能力の土台が形成されるといわれています。
また、前転や鉄棒、縄跳びなどは小学校体育で必ず登場します。
幼児期に基礎を身につけておくと、小学校で「できた!」と自信を持ちやすいです。
わが家では体育教室に通い、体の使い方を覚えていくのにとても役立ちました。
英語
発音やリスニングの感覚は小さいほど吸収が早く、歌やゲームを通じて自然に身につけられるのは年少ならでは。
後から「勉強」として始めると苦手意識を持ちやすいので、遊び感覚で触れられる時期にスタートするのは大きなメリットです。
また、英会話を習得するには、1500時間ほど英語に触れる時間が必要といわれています。
1回/週のレッスンと宿題で、毎週2時間英語に触れられるとして、1年間で約100時間。年少から小学6年生までの9年間続けても900時間程度です。
2020年度から小学校の授業で、3・4年生では年間約35時間、5・6年生では年間約70時間が必修科目となりましたが、その合計(約210時間)を足しても1500時間には及びません。
わが家は年中からスタートしましたが、年少から通っている子はやはり一歩進んでいると感じました。
まとめ|体験しながら「はじめどき」を探そう
習い事は「早すぎるかな」と悩むこともありますが、実際には年少だからこそ始めやすいものがあります。
- ピアノ:耳やリズム感が育ちやすい
- スイミング:水への恐怖心が少ないうちに
- ダンス:照れが出る前にリズム感を育てる
- 体育:小学校体育につながる基礎づくり
- 英語:遊び感覚で取り入れやすい
ただし、子どもの性格や好みによって向き不向きもあるので、体験に行ってみるのがおすすめ。
今は興味がなくても、体験を通して子どもの反応を見ながら「はじめどき」を探るとよさそうです。