「年少からピアノを始めるのは早いのかな?」「子どもが楽しめるか不安…」
そんな疑問を持つ保護者は多いと思います。
娘は年少のタイミングで総合音楽教室(ピアノ/エレクトーンを含むカリキュラム)に通い始めました。
この記事では、年少向けピアノ・エレクトーンレッスンの内容や費用、子どもの反応、親としての体験談まで、正直にまとめています。
これから年少からの音楽体験を検討している方に、実際の様子がわかる内容になっています。
どんな習い事?|教室・活動の概要
- レッスン時間:50分
- 頻度:週1回
- レッスン形態:同学年のみのグループレッスン(在籍2名でほぼ個別指導)
- 保護者の関わり方:同伴必須
- 宿題:「音楽のイメージを形にする工作」が中心
総合音楽カリキュラムでは主にエレクトーンを使用しつつ、グランドピアノや打楽器(タンバリン、カスタネット)にも触れます。
歌やリズム遊びを取り入れ、リトミックに近い雰囲気で音楽に親しむことが目的です。
年少クラスは保護者同伴で、子どものレッスン中の様子を間近で見られるのが安心ポイントです。
宿題の工作は親子で取り組む必要があり、準備や片付けも含めて週30〜60分ほどかかります。
始めたきっかけ|どうしてこの習い事を選んだか
園で大手音楽教室が開講しており、園内で受けられるため送迎が楽でした。
私自身も幼少期にピアノを習った経験がありますが、先生との相性で短期間で辞めてしまった後悔があり、子どもには同じ思いをさせたくないという気持ちでスタートしました。
体験レッスンでは、先生にたくさん話を聞いてもらえて娘も大満足。「また行く?」と聞くと元気よく「行く!」と答えていました。
続けてみて感じた変化
通い始めてから特に上達の変化は感じませんでした。
宿題は時々「面倒くさい」と言うことがあり、今後難易度が上がるにつれてさらにいやになる可能性も見えていました。
とはいえ、レッスンや工作を通して音楽に触れる楽しさを少しずつ実感しており、子どもの興味は続いています。とりあえず限界が来るまで続けることにしました。
かかった費用と準備したもの
初期費用
- 入会金:体験からの入会で無料(通常約5,000円)
- 教材費:約3,000円/3か月(テキスト+音源CD/DVDまたは配信)
- 楽器:ピアノまたはエレクトーン
自宅でも楽器に触れ耳を育てるために、ピアノまたはエレクトーンの購入を勧められます。
わが家は強気にアンパンマンピアノでスタートしました。
毎月の費用
- 月謝:約6,000円
同じ系列の教室であっても、会場によって賃料が異なるため、微妙に差があるようです。
必要に応じてかかる費用
- 工作宿題の材料費:別途必要ですが、家にあるもので充分対応可能
- 発表会:なし(年長時に園の音楽発表会で枠をもらえる予定)
親の本音|よかったこと・大変だったこと
送り迎えは週1回50分のレッスンで、特に負担を感じませんでした。
しかし宿題の工作はほぼ付きっ切りでサポートが必要で、準備や片付けも含めると週30〜60分ほどかかります。
それでも、一緒に工作を作る時間を通じて自然に子どもと関わることができ、親子のコミュニケーションのきっかけになりました。
さらに、高額な楽器を購入せずに済んだことで、家のスペースや費用の負担も軽くなり、安心して通わせることができました。
メリット・デメリットまとめ
メリット
- ピアノ/エレクトーン以外の楽器にも触れ、音楽への興味が広がった
- 音に感情やイメージを重ねて表現する経験ができた
- 宿題やレッスンを通して、親子で関わる時間が増えた
デメリット
- 工作宿題の準備やサポートが必要で、時間がないと負担になる
- 保護者同伴のため、レッスン時間は拘束される
まとめ|年少からのピアノは「土台作り」の時期
年少のピアノ/エレクトーンは、すぐに成果が出る習い事ではなく、音楽を楽しみ、親子で関わる時間を増やす「土台作り」の時期です。
おすすめしたい家庭
- 親子で音楽を楽しみたい
- 発表会よりも「音楽の基礎」に重点を置きたい
- 子どものペースに合わせて無理なく始めたい
体験レッスンで雰囲気を確認し、子どもの反応を見てから判断するのが安心です。
