「年少にヒップホップダンスって早すぎる?」「きちんと振り付けを覚えられるのかな?」
そんな疑問を持つ方に向けて、わが家の体験をまとめました。
年少のタイミングでヒップホップダンスを始め、レッスン内容や費用、子どもの反応、親として感じたモヤモヤまでを正直に書いています。
始めたきっかけ
通っていたのは園の体育館で開かれていたクラス。
園が終わると先生がそのまま子どもを連れて行ってくれるため、保護者は迎えだけでOKという通いやすさが決め手でした。
もともとノリの良い音楽が流れるとじっとしていられないタイプで、「好き」を伸ばしたいと思い、年少からスタートしました。
レッスン内容
- 編成:年少+年中の合同クラス(約10名)
- 頻度:週1回
- 進行:1か月で1曲(ワンコーラス)を仕上げる
- 学び方:曲ごとに基礎ステップを設定し、振り付けと並行して練習
短期間で曲を仕上げるスピード感はありましたが、年少にとってはややハードに感じる場面もありました。
子どもの反応
選曲はJ-POP中心でしたが、「AI」など小中学生〜大人向けの流行曲が多め。
ときには洋楽もあり、子どもにとっては馴染みが薄いものでした。
それでも、ダンス自体は楽しかったようで、レッスンを嫌がることはありませんでした。
自宅練習の難しさ
最大の課題は お手本がないこと。
振り付け動画などが配布されず、子ども本人は「覚えてるつもり」でも、親から見ると動きがめちゃくちゃで正しい振り付けが分からない…。
結果的に、自宅練習は「音楽を流して適当に動く」だけになってしまい、効果的にサポートできませんでした。
親の本音
練習ペースの速さ
4回で1曲仕上げる進行は、年少にはやや厳しく、達成感が得にくいと感じました。
教室とのやりとり
- 「1か月では振り付けを覚えきれないのですが…」と相談しても、返答は「そうですね〜;」といった曖昧なものばかり。
- 「使用曲は事前に教えます」と説明があったのに、実際には連絡が来ないことも。
指導方針や対応に納得しづらい局面が続き、保護者としてはモヤモヤが残りました。
発表会の衣装
スクール主催の発表会はありませんでしたが、園のお遊戯会で枠をいただき、ステージ発表の機会を得られました。
衣装は「Tシャツとジーンズ」という、どの家庭にもありそうな服装を指定されたので、追加費用がほぼ発生しなかったのはありがたかったです。
費用・準備するもの
- 入会金:約5,000円(体験からの入会で無料)
- 月謝:約5,000円
- レッスン着・シューズ:自由(園の体操服+上履きで可)
- 発表会衣装:今年は手持ちの服で対応できたので負担なし!
初期費用・ランニングコストともに、始めやすい価格帯でした。
メリット・デメリット
メリット
- 子どもは「楽しい」と感じて継続できた
- 園のお友達と一緒に通えるので安心感があった
- お遊戯会で発表の機会を得られ、人前で踊る経験ができた
デメリット(課題)
- 自宅練習用のお手本がなく、家庭でサポートしにくい
- 4回で1曲は年少には速すぎ、完成度や達成感が得られにくい
- 教室とのコミュニケーション不足で、保護者として納得感を持ちにくかった
まとめ|年少のダンス教室選びで大事なこと
年少からのダンスは、完璧に振り付けを仕上げることよりも、体を動かし音楽を楽しむことが大切だと実感しました。
教室を選ぶ際は、以下をチェックすると失敗が減ります。
- 選曲が子どもの年齢や興味に合っているか
- 1曲を仕上げる期間に無理はないか
- 自宅練習用のお手本やフォローがあるか
- 保護者の質問にきちんと向き合ってもらえるか
モヤモヤはありつつも、わが家は子どもが楽しんでいた点を重視し、年中さんになってからも継続することにしました。
子どもにとって「楽しい経験」になったのは確かです。