体育教室といっても、実際に体験に行ってみると雰囲気や指導方法はけっこう違います。
今回は、わが家が実際に 2か所の体育教室で体験レッスンを受けたときの感想をまとめます。
教室A:アットホームで幅広く体を動かすスタイル
レッスン内容
- 準備運動
- ボール蹴り
- リレー
- 鉄棒 etc…
基礎的な運動をバランスよく取り入れたプログラムで、遊びの要素も多め。
体を動かすだけでなく、チーム戦で戦略を立てたり、「勝つ方法」を考え学ぶことができるのも特徴的だった。
先生の雰囲気
- 1クラス10名程度に先生3名がつく手厚い体制
- 失敗しても「惜しい!」「次はできそうだね」と前向きな声かけ
- 保護者から離れられない子にも無理をさせず、種目の切り替えで自然に誘い出す対応が印象的
子どもの反応
- 「ボールを蹴るのが上手!」と褒めてもらえて嬉しそうにしていた
- 初めての体験でもすぐに楽しめた様子
費用・環境
- 月謝:約8,000円(週1)
- 指定レッスン着・カバン:約8,000円程度
- 体育館を借りて開講(複数会場あり)
- 振替制度あり(ただし週1開催のため他会場に行く必要あり)
- 体育館が古く、トイレが汚くて利用しづらかったのは残念ポイント
教室B:本格的な「THE 体育」スタイル
レッスン内容
- 準備運動
- 跳び箱・鉄棒・マットの3種目の中から、毎週2種目ずつ
家庭ではできない種目を組み合わせて、しっかり体を動かすスタイル。
3か月に1回進級テストがあるので、目標をもって頑張ることができる。
先生の雰囲気
- 1クラス10〜15名に先生2名(リーダーとサブ)
- 指導スタイルは「THE 体育」
- 列に並んで跳び箱を飛ぶ → 後ろに並んで待つ → また挑戦、という流れ
- 適宜助言をもらえる
- 保護者から離れられない子にはサブの先生が対応
子どもの反応
- 家ではできない種目に挑戦できて、とても楽しそう
- 「習っている感」があって、特別な体験になっていた
費用・環境
- 月謝:約10,000円(週1)
- 指定レッスン着・カバン:約10,000円程度
- フィットネスジムのスタジオで開講
- 振替制度あり(アプリで簡単に登録可能)
2つの教室を比べてみて
- 教室A:遊び要素を取り入れながら、幅広い動きで体の使い方を学べる
- 教室B:家庭ではできない種目に集中して取り組める、本格的な体育スタイル
親としては、Aのようにいろんな動きを通じて自然に体の使い方を覚えていくスタイルが魅力的に感じました。
でも、子どもが選んだのはB。
「親が良いと思うもの」と「子どもが楽しいと感じるもの」は必ずしも一致しない――そのことを実感しました。
まとめ|体験してこそ見える違い
体育教室と一口にいっても、内容や雰囲気はそれぞれ違います。
どちらが良い・悪いではなく、子どもに合うかどうかが大事。
今回の体験を通して感じたのは、
- 情報だけではなく、実際に体験して子どもの反応を見ること
- 親の考えよりも、子どもの「ここが楽しい!」という気持ちを大切にすること
- トイレや更衣室などの設備も、意外と重要なチェックポイント
体育教室を検討している方には、ぜひ複数の体験に参加して比較することをおすすめします。
教室Bに実際に通ってみての様子はこちらにまとめています。