女の子の憧れとして定番のバレエ。
「美しい姿勢を身につけてほしい」と思い、体験レッスンに参加させました。
かわいい衣装や優雅な動作に心ひかれる一方で、親としては送迎や準備などリアルな負担もあり…。
実際に始めてみて感じたことをまとめます。
始めたきっかけ
美しい姿勢と所作、そしてかわいい衣装は、女の子なら一度はあこがれるもの。
保護者としては「姿勢が整うこと」を重視して、体験を申し込みました。
レッスンの内容
週1回、5人ほどの少人数クラス。
先生は生徒と同じ年齢の子を持つママさんで、アットホームな雰囲気でした。
レッスンの大半は体幹を鍛える練習や、足の裏の力をつけるゲーム。
踊るのは最後の15分ほどで、本格的なバレエというよりも「土台づくり」に重点を置いた内容でした。
子どもの反応
レオタードを一緒に選び、初めて袖を通したときは、小さなプリンセス気分でとても嬉しそう。
ただ、レオタードはトイレが大変で、股下スナップ付きでも自分で扱えず先生の手をお借りすることもありました。
また、髪型はシニヨン指定でしたが、結び方が下手で痛がって嫌がることも。
それでも、家では練習したポジションを見せてくれたり、好きな曲が流れると自作の振り付けに「バレエっぽい動き」が増えたり。
楽しさと憧れが、少しずつ日常に広がっているのを感じます。
親の本音
車で片道30分。有料駐車場を利用して送迎しています。
レッスン中は同伴不要ですが、近くに時間をつぶせるスポットが少なく、持て余すことも多め。
1回のレッスンで移動+待機を含めると、ほぼ2時間近く拘束される感覚です。
必要なものはレオタード、タイツ、タオル、水筒など。かわいいレオタードは高額なものも多く、つい目移りしてしまいます。
費用・準備するもの
- 入会金:体験からの入会で無料
- レオタード:2,000円~10,000円以上
- タイツ:3足1,000円程度(消耗品)
- ヘア用品:チャコットが定番だが、割高なのでドラッグストアPB商品で代用
※ 初期費用の総額については、別記事でまとめる予定です。
メリット・デメリット
メリット
- 家でも自然にバレエっぽい動きをするなど、確実に身についている。
- 幼児クラスは年少〜年長まで合同。年上のお姉さんに優しくしてもらえる環境があり、楽しく過ごせた。
デメリット
- シニヨン作りが大変。最初はピンだらけでごまかすことも。
- 送迎や待ち時間の負担が大きい。
まとめ|親にとって「楽しい手間」のある習い事
バレエは、シニヨンや衣装の準備など、親にとっての“楽しい手間がある習い事です。
送迎や準備に手間はかかりますが、そのぶん娘の優雅な姿勢や表情を見ると「やってよかった」と思えます。
ただし、一口に「バレエ教室」といっても内容や方針はさまざま。
「姿勢や所作を整えたいのか」「本格的にコンクールを目指したいのか」など、目的に合わせて選ぶことが大切だと感じました。