年中さんの英会話体験談|費用・レッスン内容・親の本音

小学校から必修になる英語。耳が育つ幼児期にこそ始めたいと考え、年中から英会話をスタートしました。
ただ、実際に通わせてみると「費用は高め」「宿題は親のサポート必須」と大変さもいっぱい。
それでも半年通っただけで発音が変わり、外国人の先生に臆さず接する姿に成長を感じています。
今回は、年中さんが英会話に通った体験談を、レッスン内容・費用・親の本音まで正直にご紹介します。

始めたきっかけ

私たちの子ども時代とは違い、今の小学生は授業で英語に取り組むのが当たり前。避けて通れないなら、小さなうちから慣れておいた方がいいのでは?という考えが出発点でした。
特に「耳が育つのは幼児期だけ」という話もあり、本人が嫌がっても英会話だけは続けさせようと決めていました。

もちろん、どこに通うかは本人の気持ちも大切に。いくつかの教室を見学して、最終的に「ここがいい!」と子ども自身が選んだ場所でスタートしました。
小学校で必ず必要になるため、他の習い事と比べて「正しい選択をしている」安心感がある習い事です。

レッスン内容

週1回・グループ形式で、クラスは5人。担当は外国人の先生でした。
人数が少ないので、質問は必ず一人ひとりに振られます。言葉に詰まってしまっても、先生がうまくヒントを出して促してくれるので、消極的な子でも安心して発言できます。

2か月に1回程度、保護者を教室内に招いての英語発表の機会があり、成果・成長を見せてもらえるのもうれしいポイントでした。

教材は大手ならではの充実度。ワークブック、DVD、おしゃべりペンなど多彩で、飽きさせない工夫がありました。

子どもの反応

始めて半年のタイミングで振り返ると、すでに耳の成長を実感。
ある日悪いことをして叱られていた時に「I’m sorry…」と言った発音が、まさかのネイティブ級!親としては「謝罪から覚えるんかい!」と、怒りも忘れて笑ってしまいました。

最初は外国人・高齢・男性という属性の先生にびくびくしていましたが、半年たつ頃には先生にも慣れ、毎週のレッスンを楽しみにするように。子どもの順応力には驚かされます。

親の本音

正直、最初に男の先生と聞いたときは「人見知りしないかな?」と不安もありました。けれど、普段接する機会が少ない属性の大人と関わるのも良い経験だと割り切りレッスンスタート。
結果良い経験・学びとなったようです。

ただ、親自身、英語ネイティブなわけではないので、宿題サポートは大変…。パパは早々にギブアップし、結局ママがつきっきりで対応する日々です。

費用・準備するもの

  • 月謝:約12,000円
  • 教材費:年間2〜3万円程度
    • おしゃべりペン
    • DVD教材
    • ワークブック
  • 準備するもの
    • DVDを再生するための機械(プレーヤー、PCなど)

他の習い事と比べてもコストは高め。特に教材は種類が多いので「全部やらなくちゃ!」と思うと親の負担が跳ね上がります。

メリット・デメリット

メリット

  • 幼児期ならではの耳の柔らかさを生かして、発音やアクセントが自然に身につく
  • 外国人など様々な大人と接すること慣れる

デメリット

  • 文字が読めないため宿題は親の付き添い必須
  • 宿題+予習復習までやろうと思うと毎週の自宅学習は1時間半ほどかかる
  • 集中力が続かず、途中でぐだつくこともしばしば

たくさん英語に触れさせようと思うと、「親の関わりが濃い習い事」であることは間違いありません。

送迎の面でいうと、英会話は比較的メジャーな習い事で教室の数も多く、近場のものを見つけやすかったです。

まとめ|始めるタイミングが大事

クラス分けは「年少・年中~年長の1年目・年長の2年目」と分かれていて、年長から始めた子は年中クラスと同じ枠に入る必要がありました。
このように教室ごとにカリキュラムやクラスの分け方が異なるので、狙っている教室があるなら早めに情報収集を。どの学年からスタートするのがベストか、家庭の方針に合わせて検討するのがおすすめです。

半年通っただけでも発音の変化や外国人への抵抗感のなさに大きな手応えを感じています。年中から始めたことで、小学校に上がるときに「英語は苦手」と思わずにすむ土台が作れたのは大きな収穫でした。