先日ヒップホップダンススクールの生徒で地域イベントに出演してきました。
今回は、我が家にとって初めての地域イベント。普段のお遊戯会とは違う雰囲気の中で、子どもがどう感じ、親はどんな準備や心配をしたのかをまとめました。
初めての地域ステージ
発表の舞台は、道路を通行止めにして開催される地域のお祭り。キッチンカーや商店街の出店が並び、路上には特設ステージが設置され、街全体がにぎわうイベントでした。
これまでの発表会は園や教室の中だけでしたが、地域の人たちに習い事を披露できるのは今回が初めて。子どもにとっても、親にとっても特別な一日になりました。
発表の内容
披露したのは、お遊戯会と同じ衣装・曲・振り付け。
「一度やったことがある」という安心感がありつつも、観客の雰囲気がまったく違うので新鮮な挑戦になりました。
観客との距離は近く、目の前で見守ってくれる保護者が中心。通りすがりの人は少なめでしたが、それでも普段とは違う「街の熱気」の中で踊る体験は大きな刺激になったと思います。
子どもの様子
当日は本番前に少しだけお化粧をしてあげました。それだけで気分はすっかり「ステージの主役」。
ステージに立っても緊張する様子はなく、笑顔で最後まで踊り切る姿に親のほうが感動してしまいました。
観客席には多くの保護者がカメラを構えていました。露出のある衣装ではないものの「誰でも撮影できる環境」という点は少し気になりましたが、それ以上に子どもの楽しそうな表情が印象に残りました。
親の本音
一番の心配は天候。前日から「雨かも」と予報が変わり続け、当日の朝までそわそわしていました。幸い本番は涼しい気候で、無事に開催できて一安心。
もうひとつ大変だったのは解散時。先生からの指示が曖昧で、子どもたちの受け渡しがスムーズに進まず…。その場では保護者同士が声を掛け合い、「全員引き取れたよね?じゃあ先生に報告してくるね!」とチームワークを発揮しました。地域行事ならではのアットホームさと連携の大切さを実感しました。
さらに、小学生のお姉さんたちの発表を見ていると、へそ出しの衣装で、少し前に炎上していたようなちょっぴりセクシーな振り付け。
似合っていないわけではないのですが、今後ヒップホップダンスを続けていくとこんな風になっていくのか…と少し不安になりました。
費用・準備するもの
- 参加費:なし
- 衣装:お遊戯会と同じものを使用
金銭的な負担はゼロ。準備といえば当日の持ち物と、ちょっとしたお化粧道具くらいでした。
メリット・デメリット
良かったこと
- 地域の人たちに披露する機会を持てた
- 普段と違う雰囲気での発表が自信につながった
- 親も「段取りの大切さ」を学べた
気をつけたいこと
- 観客の撮影環境には多少の不安が残った
- 解散時の段取りが曖昧で、保護者の協力が必要だった
まとめ|園や教室の外に広がる一歩
地域のお祭りでのステージ出演は、子どもにとって「園や教室の外」に初めて広がった発表の場でした。
新しい観客の前で踊ったことが自信につながり、親にとっても「地域とつながる習い事の価値」を改めて感じられる体験に。
多少のハプニングはありましたが、それも含めて温かい思い出。年中さんにとって、発表の場が外の世界へ広がる第一歩となりました。