年少さんの体育教室体験談|費用・レッスン内容・親の本音

「体育教室って何歳から通えるの?」「運動が好きな子になるかな?」
そんな疑問を持つ方に向けて、わが家の体験をまとめました。

年少さんのときに入会した体育教室について、レッスン内容・費用・子どもの反応・親の負担を実体験から正直に紹介します。

始めたきっかけ

私は子どものころ体を動かすのが大好きでしたが、成長するにつれて学校の体育が苦手になっていきました。
だからこそ、「体を動かすのが好き!」という気持ちをそのまま伸ばしてあげたいと思い、体育教室の体験へ。

楽しそうに取り組んでいたので、そのまま入会を決めました。

レッスン内容

体育教室では、マット・跳び箱・鉄棒の3種目を中心に練習。

  • コース:週1回 or 週2回(わが家は週1回)
  • 時間:決まった曜日・時間(振り替え制度あり)
  • 人数:5〜20人程度。クラスによって雰囲気が変わる

各種目には「技」が設定されていて、下の級から順に挑戦していく仕組み。3か月に1回の進級テストに合格すると次の級へ進めます。
ゲーム感覚で「次の級を目指す」ことがモチベーションになっていました。

最初に取り組んだ技

  • V字バランス
  • ケンケン
  • 鉄棒へのぶら下がり etc…

基本的な動きから始まるので、運動が得意でなくても安心して参加できます。

子どもの反応

担当の先生は子どもが大好きで、失敗しても「かわいい〜」と幸せそうに声をかけてくれるタイプ。
寄り道や間違いも温かく見守ってくれ、子どもはのびのびと挑戦できました。

例えば、前転の練習で「でんぐり返しをして先生の手をつかんで立ち上がってね」と言われたのに、でんぐり返しをせずにそのまま先生のところに行き、手をぎゅっと握ったときも、先生は嬉しそうに受け止めてくれました。
その様子に、見ていた私もほっこりしました。

少しずつ難しい技に挑戦してステップアップできることは、本人にとってとても嬉しかったようです。

親の本音

  • レッスン中、保護者は同じスタジオ内で見学するので、その時間は拘束される
  • 荷物や水分補給の管理も親の役割
  • バス送迎はあったが、未就学児は一人での乗り降りが難しく、結局は親の送迎が必須

かばんやレッスン着など指定品を購入する金銭的負担はありましたが、送迎は車で5分ほどだったので大きな負担ではありませんでした。

家庭ではマットや鉄棒を用意できないため、自宅練習がしづらいです。それをフォロー不要のメリットと捉えるか、フォローがしにくいというデメリットと捉えるかは、保護者の熱意次第です。

費用・準備するもの

  • 入会金(事務手数料):約3,000円
  • 月謝:週1コース 約10,000円 / 週2コース 約13,000円(週2のほうが割安)
  • 指定カバン:約4,000円
  • レッスン着:上下合わせて約7,000円

体験からの入会やキャンペーンで割引になることもありました。
費用はやや高めですが、週2にすると1回あたりの単価は下がります。

メリット・デメリット

メリット

  • 自宅では練習しにくい種目(マット・跳び箱・鉄棒)に取り組める
  • 進級制度があるので「できた!」という達成感を積み重ねやすい
  • 先生が子どもを温かく見守ってくれる安心感

デメリット

  • 園で開講している習い事に比べるとやや割高
  • 保護者見学スタイルのため、同じ園や近所同士で固まりやすく、人付き合いが苦手だと孤立感を覚えることも

まとめ|体育教室は「好き」を伸ばす習い事

体育教室は3歳から通えます。
わが家は4歳になる少し前に入会しましたが、同じクラスには3歳になってすぐの子も。年齢差があっても進級スピードはほとんど変わりませんでした。

この経験から感じたのは、「体を動かすのが好き!」という気持ちがあるうちに始めるのがおすすめということ。
家庭ではできない種目に安全に挑戦でき、「できた!」を積み重ねられるのが体育教室の大きな魅力です。