「年少から習い事を始めるのはまだ早いかな?」
子どもが3歳・4歳になると、習い事を考え始めるご家庭も多いと思います。
一方で、
- 集中力が続かないのでは?
- 親の負担が大きいのでは?
- まだ遊び優先でいいのでは?
といった不安もつきまといます。
わが家では実際に、年少から ピアノ/エレクトーン(総合音楽)・ヒップホップダンス・体育教室 に通ってきました。
その経験をもとに、「年少さんから習い事をするのは早いのか?」 を考えてみます。
年少から習い事を始める不安
一般的に言われる不安はこんなものです。
- 集中力が続かない
→ まだ遊び感覚が強く、1時間座って習い事に取り組むのは大変。 - 親の負担が大きい
→ 送迎や付き添い必須の教室も多い。下の子がいるとさらに大変。 - 費用がかかる
→ 月謝だけでなく、教材費や衣装代などが追加で発生する。
確かにその通りで、わが家も始める前は同じように不安を感じていました。
実際に感じたメリット
始めてみると、意外と「やってよかった!」と思うことも多かったです。
- 「できた!」の達成感が積み重なる
体育教室で前転や鉄棒へのぶら下がりができるようになり、自信がついた。 - 友達と一緒に取り組める
ダンスでは同じ園の子と一緒に通えて、仲間意識が芽生えた。 - 家庭ではできない経験ができる
楽器、体育器具など、自宅では用意できないものを用いた取り組みがあり、経験を積めたのは大きなメリットだった。
実際に感じたデメリット
もちろん大変だと感じたこともあります。
- 親の拘束時間が長い
送迎にかかる時間はもちろん、ピアノや体育はレッスン同伴が必須。毎週決まった時間に保護者も拘束されるのは正直きつかったです。 - 自宅練習や宿題のサポートが必須
ピアノは工作などの宿題が出るので、保護者が準備から一緒に取り組む必要がありました。
ダンスはお手本動画がなく、子どもが振り付けを覚えていないと親は教えられない。結果「音楽を流して適当に動くだけ」になりがちでした。 - 費用がかさむ
ピアノ:約6,000円
ダンス:約5,000円
体育:約10,000円
→ 合計すると月謝だけでも毎月2万円近く。思った以上に大きな出費になった。
とはいえ、親に負担がかかりすぎない数・内容の習い事を選択すれば問題ありません。
まとめ|早いかどうかより親子ともに「楽しめるかどうか」
年少から習い事を始めてみて思ったのは、「年少だから早い/遅い」ではないということ。
- 子どもが楽しんで取り組めるか
- 親も無理なくサポートできるか
この2つさえ揃っていれば、年少から始めても十分に意味があると感じました。
逆に、親の負担が大きすぎたり、子どもが嫌がっているのに無理に続けたりすると、「早かったかも…」と感じやすいのかもしれません。
年少さんからの習い事選びの参考に、こちらもどうぞ。