「英語は何歳から始めるのがいいんだろう?」
小学校での英語必修化が進み、英語教育に関心を持つ家庭が増えています。
一方で「早すぎても意味がないのでは?」「週1回のレッスンで身につくのかな?」と悩む声も多いです。
この記事では、幼児期に英語を始めるタイミングや家庭のスタンス、そして「お金や時間をかけすぎないための考え方」について、親目線でまとめました。
英語はどう考えても切り離せない
いまや小学校から英語が必修化され、「英語は避けられないもの」として多くの家庭が意識しています。
「早く始めた方がいいのかな?」と思いつつも、どのタイミングで始めるかは悩ましいところです。
週1のレッスンでは足りない?「1500時間の壁」
一般的に「英語を身につけるには1500〜2000時間の学習が必要」と言われます。
しかし、幼児向け英会話スクールに週1回通うだけでは、年間50時間程度。これでは圧倒的に足りません。
- どの程度の英語レベルを目指すのか
- どこまで英語に時間とお金をかけるのか
- 家庭での取り組みをどうするか
上記のようなポイントを各家庭で考えていけるといいですね。
参考:わが家のスタンス
わが家の場合、「将来は英語を使って仕事をする」というところまでは想定していません。
「小学校での必修英語に向けて、少しでもスタートダッシュできればいい」という温度感です。
そのため、がっつり英語漬けにするというよりは「楽しく触れて、英語に苦手意識を持たないこと」を大切にしています。
私自身はやるからにはとことんやるタイプなので、「英会話スクールに通うのだから日常会話くらいはできるようになってほしい」「どうやって1500時間を確保するか」「家庭で何ができるか」と悶々と考えてしまっていましたが、パパからは「1500時間は無理だよ!」「スクールの費用は無駄になるかもしれないけど、楽しくできればいいんじゃない?」との意見が。
のほほんとしたパパに「いや、日常会話はできたほうがいいだろ!」と突っ込みを入れたくなる反面、「成果が出なくてもいいんだ」と少し心が軽くなったのもまた事実。
どのくらいのコストをかけて、どのような成果を求めるのか、パパとママの間で一致していると安心です。
【年齢別】英会話習得の特徴
- 3歳まで:耳が柔らかく、発音や音の違いを自然に吸収しやすい
- 4〜6歳:遊びや歌を通じて単語やフレーズを覚えやすい
- 小学校以降:読み書きや文法理解は進むが、発音・リスニングの柔軟性は低下しやすい
「いつ始めてもいいけれど、年齢ごとに伸びるポイントと学習のコツが違う」と考えると気持ちがラクになりますね。
家庭でできる英語の取り組み例
英会話スクールや教材を使わなくても、家庭でできる工夫はたくさんあります。
- 英語の歌や手遊び歌を一緒に歌う
- 英語の絵本を寝る前に1冊読む
- ディズニーやしまじろう英語など、幼児向け英語アニメを流す
- 「色」「数」など簡単な言葉を英語で言ってみる
高額な投資をしなくても、生活の中で「ちょっと英語に触れる」ことから始められます。
ただ、親が発音のお手本になるスタイルの取り組みは、親の英語レベルによっては子どもが間違って覚えてしまいかねないので注意が必要です。
教室・教材が豊富すぎて迷う問題
英語教育に関しては、教室・オンラインレッスン・教材…とにかく選択肢が多いです。
あれこれ試すうちに気づいたら大きな出費になってしまった、という話もよく聞きます。
だからこそ、
- 家庭の方針をよく話し合うこと
- 子どもの性格や気持ちを見極めること が大切。
子どもが好きなことを切り口に英語学習を始めるなら、サッカーやチアダンスの練習、ゲームを通して英語を学べるスクールもおすすめです。
まとめ
英語は避けられないけれど、始めるタイミングや力の入れ方は家庭ごとに違ってOK。
大事なのは「子どもが英語を嫌いにならない」ことと「親も無理なく続けられる」ことです。
