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アンパンマンピアノ VS 電子キーボード|年中さんの秋まで粘った話

「幼児用おもちゃピアノでどこまで通用するの?」
「本格的な楽器への買い替えタイミングは?」
ピアノを始める家庭なら一度は悩むこの問題。
わが家では年少さんから総合音楽教室に通い始め、最近までアンパンマンピアノを使っていました。
年中さんの秋までの約1年半粘り、最終的に電子キーボードにステップアップ。
実際に使っていて感じたメリット・デメリット、費用感をまとめます。

最初の相棒「アンパンマンピアノ」

幼児向けおもちゃ楽器の王道、アンパンマン キラ★ピカ★いっしょにステージ ミュージックショー(定価1万円弱)。

  • 光る!しゃべる!ノリノリ!で子どもは大喜び
  • 家で「レッスンごっこ」するには十分

ただし、親目線ではこんな問題もありました。

  • 電池の消耗が速い(パパのドライバー常駐)
  • 鍵盤幅が小さい → 教室で使用しているエレクトーンとサイズが合わず混乱
  • 音質がチープで長時間聴いていると耳が疲れる

とはいえ、「おもちゃ感覚で楽しく音楽に親しむ」には最高の1台。
先生には「えっ…アンパンマンピアノですか…??」なんて言われながらも、わが家はなんと年中の秋まで使い倒しました

「YAMAHA Piaggero NP-15」へステップアップ

実は、家のアンパンマンピアノではなんとなく弾けているのに、教室のエレクトーンでは鍵盤幅が違うため指の位置が狂い、弾けなくなるという状況が増えてきていました。
この差を埋めるためにも「鍵盤幅が本物に近い楽器」が必要だと実感。

そこで選んだのが「YAMAHA Piaggero NP-15」(実売2万円台)

  • 軽量&コンパクトで場所を取らない
  • 音とタッチは本格派
  • 先生からも「キーボードの中ではいい選択」とお墨付き

「おもちゃ」から「楽器」に格上げされた瞬間で、子どもの姿勢も自然と真剣になりました。

小学生からの選択を見据えて

子どもが通っている教室では、小学生に上がると「総合音楽コース」からピアノかエレクトーンを選択することになります。
ただ、現時点ではどちらが好きか結論が出ていません。

  • 足の練習が入ってくるのは小学生以降なので現時点では足回りは不要
  • 耳を育む視点でいうと不安が残るが、「選択を先延ばし」にできる

この柔軟さも、Piaggeroを選んだ理由のひとつでした。

プロ志向ならさらに上も

先生曰く、「プロを目指すならアップライトピアノやエレクトーンで小さいうちから耳を育てるのが理想」とのこと。

わが家はまだ「楽しく続ける」段階なので電子キーボードで充分ですが、次のステップはいつか見据える必要がありそうです。

我が家の結論

  • アンパンマンピアノ → Piaggeroと、段階的にステップアップ
  • 子どものやる気を維持しつつ、親も投資のタイミングを見極められた
  • 「まずは楽しく音楽と触れ合う」には最適ルート

まとめ|最初の1台は?

  • 「小さいうちは楽しく遊べればいい」 → 知育おもちゃ
  • 「レッスンを始めた/鍵盤幅を合わせたい」 → 電子キーボード
  • 「長く続けられそうだがアップライトピアノなど本格的な楽器はちょっと高価すぎる」 → 電子ピアノ
  • 「将来プロの音楽家として活躍したい」 → アップライトピアノ/グランドピアノなど本格的な楽器

いずれも選択肢としてアリ。
大切なのは、子どものやる気や目的に合わせてタイミングを決めることだと思います。